「中途からの養育」であることの理解

旧SNS日記

厚生労働省のhpで、平成24年3月発表の「社会的養護の指針」の中に「中途からの養育であることへの理解」という言葉が入っていることを教えていただきました。

該当部分はこのあたりでしょうか。

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「社会的養護の指針、第三者評価基準等の策定」

○施設運営指針及び里親養育指針について(概要)(pdf)

○里親及びファミリーホーム養育指針(pdf)

 (ワード版はこちら)(word)

?この中の「里親及びファミリーホーム養育指針」の中、「第?部 各論」の冒頭部分、1.養育・支援を転載します。(文中の「中途からの養育」は判りやすいように私が変更しました。実際の本文は赤字ではありません)

(1)養育の開始
・里親及びファミリーホームにおける家庭養護は、子どもを養育者家族の生活の場である家庭に迎え入れて行う公的な養育であり、「中途からの養育」であることがその特徴である。
・養育者が子どもを迎え入れるとき、ともに生活する仲間として一緒に生活できることの喜びを子どもに伝えることから養育が始まる。
・子どもたちのそれまでの生活や人生を尊重し、不安や戸惑いがあることを前提として迎える。家庭に新しいメンバーが加わることによる変化は決して小さいものではなく、子どもたちが、養育者家庭の一員として落ちつくまでに要する時間も、子どもの個性や年齢、背景によって異なることを理解する。
・また、迎える家庭の構成員が、子どもを迎えることを望み、納得していることが重要である。
・既に受託している子どもや実子を含む、生活を共にしている子どもへの事前の説明や働きかけを行うとともに、心の揺れ動きなどに十分に配慮する。
(2)「中途からの養育」であることの理解
・実親子関係は根源的な人間関係である。その関係から引き離され、あらたな養育者と関係を形成することの重要性と、それに伴う子どもの困難さや行動上の課題等を理解した上で、子どもの育ち直しの過程を適切な対応により十分に保障する。
・子どもは被虐待的環境から安心・安全な環境に身を置くことで、養育者との関係や許容範囲などを確かめる行動や、いわゆる「赤ちゃん返り」と言われる退行を示すことがある。
・養育者がこうした行動を否定することなく受け入れることは、子どもの育ち直しの過程において必要不可欠である。
・養育者として対応に苦慮するときや対応方法が見つからない時等は、社会的養護の担い手として速やかに他者に協力を求めることが大切である。
・実子などを養育した過去の経験が、こうした子どもの養育過程において必ずしも有効に活用できないこともあり、むしろそうした体験が育ち直そうとしている子どもの養育を妨げる場合のあることを理解し、他者の助言や協力を求めることが必要である。
・子どもが抱えている否定的な自己認識を肯定的な認識に変化できるよう、子どもとともにそれまでの生育歴を反復して振り返り、整理することが必要である。

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「 中途養育」という言葉が独り歩きを始めたということでしょうか。

先ずは社会的擁護に関わる里親さんやファミリーホームの方々から認識していただくことが重要であろうと思っていましたので、私としては大変喜ばしいことであります。

?また、このように文章化されることによって、それに対する意見や提案も出来うる訳で、ここから様々な発展が可能であろうと思います。 …

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